らヴじゃんきー

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#187アントワネットと悪魔の話2011.12.28
「長いお話ですので、お茶でも淹れましょうか」

「あ、ここから先はわりと見なくてもいいお話です」

「理屈っぽい話や、アンオフィシャル的な内容も含まれていますわ」

「まあでも、オフィシャル範囲内だけで生きるのはほぼ不可能だから…」

「D&Dくらい世界が濃密ならなんとかなりそうですけれどね」

「すみません、それは私が把握できないです…」

「ともあれそういうわけですので、これは私の視点から見たエンドブレイカー世界のお話ですわ」

「フレーバーくらいの感覚で見てくれれば幸いです。それじゃ、興味のある人だけどうぞ」
「で、なんでしたっけ。デモニスタになるとナイスバディになるんでしたっけ?」

「ええ。私は少なくともそうだったと記憶していますわ」

「え、悪魔合体した瞬間からむくむくとおっぱい大きくなったんですか?」

「黒崎さん、常々から思っていましたけれどあなたには慎みが足りませんわね」

「慎みが必要なトコでは慎んでますよ?」

「……まあ、いいですわ。私はそれなりに時間をかけて適合させていきましたので瞬間ではありませんわね」

「はー。屋上でちょちょいとするナイトメア適合者とは違うんですねー」

「そちらも屋上で仮契約をするんでしょうけれど、本契約は夢の中でしょう?」

「あ、どうでしょう。柴さんがいれば分かるんでしょうけど私はちょっと分からないですね」

「ともあれ、私は師に正式な儀式をもって適合してもらいましたわ」

「当時から悪魔は嫌いだったんですか?」

「嫌い、というか。私の生家は教会で、比較的デモニスタに対する偏見の強い地域の出身でしたので」

「悪魔を取り込むなんてありえない、と」

「そういうことですわ。まあ、当時のいきさつはさておき」

「さておき、ナイスバディの秘訣ですよね」

「……黒崎さんは知らなくてもいいことですわよね?」

「私は必要ないくらいのわがままボディですが、ここで聞いとかないともう話す機会もなさそうですし」

「話の腰を折りますけれど、黒崎さんちょくちょく言い回しが古いですわよね」

「まあまあ、私のことはいいんですよいまは」

「……まあ、いいですわ。ええ、私に適合している悪魔は幼生体だったんですの」

「幼生体? 成長するんですか、悪魔って」

「さあ? なにせ異界のことですので。私は学者ではなく実践者ですので、理屈などはさっぱりですわ」

「適当ですね…。そんなことで大丈夫なんですか?」

「あなたがたは自分の身体の中の人工臓器や歯の詰め物について、皆が専門的な知識をもっていますの?」

「知ってる人は知ってるんじゃないですかね」

「私にしてもそうですわ。まあ、デモニスタを危険視する理由のひとつはそれだと思いますわ」

「星霊術はいいんですか?」

「あれは技術ですもの。悪魔はあなたがたの世界でいうところの反物質みたいなものですわね」

「ARMSに出てきたアレですか。ジャバウォックの」

「自然界に存在しない異物でエネルギー体、くらいの認識でOKですわ」

「いまいち基準がよく分からないですけど、だいたいOKです」

「こほん。そういうわけで、悪魔は私の中で現在進行形で成長していますわ」

「え、それって大丈夫なんですか? 寄生虫みたいなものですよね?」

「一方的な寄生ではなく共生関係ですわ。とはいえ、向こうも不本意かもしれませんけれど」

「なんでですか?」

「私たちにとって悪魔が異界の存在であるように、悪魔にとってもここは異界ですもの」

「あ…。しかも、人間の身体の中に入れられちゃうわけですからね」

「ええ。そういう身勝手なところもあって、私はデモニスタが嫌いなんですけれど」

「悪魔には優しいんですね、アン姉さん」

「別に優しくはありませんわ。向こうは向こう、こちらはこちらで明確に線引きがしたいだけです」

「……ええと、なんだか脱線してきてるようですけど。結局のところどうしてナイスバディに?」

「私の悪魔は幼生体だと言いましたわね? では、その成長するための栄養はどこから?」

「……まさかお乳あげてるんですか?」

「ハズレですわ。私は悪魔の母親になったつもりはありませんもの」

「うーん…?」

「答えは、私の悪感情、ですわ」

「悪感情? 七つの大罪みたいに、嫉妬とか傲慢とかですか?」

「ええ。だから、私の身体は男性が劣情を催しやすいようなバランスになっていますの」

「……!」

「周囲が惑えば私の感情も揺れる。ほら、ロクなものではないでしょう」

「えげつないなぁ悪魔…!」

「一部のデモニスタの名誉のために弁解しますけれど、すべての悪魔がこうではないようですわ」

「そんなのとよく合体しようと思いましたね、アン姉さん」

「当時は死ぬよりマシと思っていましたわ」

「いまでは?」

「もっとマシな悪魔はいなかったのかと師を問い詰めたいですわ。故人ですけれど」
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